【はじめてのロードバイク】20万円以下でおすすめのロードバイク10選【2022年モデル】

ずいぶんと暖かい日が増えてきましたね。
春は一年で最もサイクリングが気持ちいいシーズンになります。

これから自転車を始めようと考えている方も多いのでは?

ですが、ロードバイクはママチャリとは違います。
きっと、どこを見て何を基準に選んだらいいのかわかりませんよね。

今回は私の独断と偏見でおすすめのロードバイクを紹介します。

なぜ20万円という予算設定か

予算は20万円。一昔前は15万円くらい出すと色々と選択肢があったのですが、昨今の値上げを考慮すると、このあたりの予算感というのが、長くサイクリング趣味を楽しむのに適したロードバイクを購入できると考えます。

また、はじめてロードバイクを購入するという場合、ヘルメットや空気入れ、ペダルなどの用品類を購入する必要があるので、それらを含めて20万円で抑えたいのであれば、今回紹介するロードバイクの1つ下のグレードを選択すると良いでしょう。

見るべきポイント

ロードバイクを10選紹介しようと思うのですが、それぞれを比較するにあたり、何を基準に判断すればよいか、以下の3点をみるようにしてください。

フレーム素材

基本的にはカーボンかアルミから選ぶことになります。
カーボンは軽量で速く走れるロードバイクを作るのに適した素材ですが、高価です。
入門モデルは基本的にはアルミから選択することになります。

アルミはカーボンより重量はありますが、ペダルを踏み込んだ時の反応がよく、キビキビした走りが特徴のバイクが多いです。
乗り心地をよくするために、前輪を挟み込むフロントの部分だけはカーボンというモデルが多いです。

コンポーネント

駆動、制動、変速に関わるパーツ類をまとめてコンポーネントと呼びます。

とりあえず今回は「変速機などのパーツのグレード」と思っておいてもらえればいいでしょう。
変速機のグレードが高くなると、変速の段数が多くなります。

変速機の段数が異なっても、一番重いギアと一番軽いギアの重さや軽さは同じだと考えてもらっていいです。
異なるのはその間のギアの枚数です。
段数が少ないとギア1枚を変速した時に変化が大きいです。
段数が多いと、中間のギアが増えるので、その時々の傾斜に応じたギアを選択できます。

ちょっとイメージがしにくいでしょうか。
では、3段変速のママチャリを想像してください。
ギアは重い、普通、軽いの3種類です。
坂のない平地であれば問題がないのですが、アップダウンのあるところでは「ちょっと重い」や「ちょっと軽い」のギアがあると便利ですよね。

変速の段数が多いとは「ちょっと重い」や「ちょっと軽い」が増えるということです。

ブレーキシステム

厳密にはブレーキもコンポーネントの一部ではあるのですが、見るべき点として分けて考えます。

ロードバイクは初心者でも30㎞/h以上のスピードを簡単に出すことができます。
男性でスポーツ経験がある方なら50km/hとかも出せると思います。

そんなスピードの出るロードバイクですが、止まりたいときに止まれないのは非常に危険です。

今回は、昨今のトレンドや扱いやすさも踏まえ、リムブレーキ<機械式ディスクブレーキ<油圧ディスクブレーキの順で優先度を上げていってます。
スピードコントロールは油圧ディスクブレーキの方が圧倒的に優れています。
特に下りの場面では安心感が違います。

油圧ディスクブレーキを一度使用すると、リムブレーキには戻りたくなくなります。

ただし、リムブレーキのモデルの方が重量的には優れていることが多いので、レースにも出たいと考えている場合はリムブレーキのモデルを選択することもありでしょう。

おすすめロードバイク10選

ではいよいよおすすめを紹介していきます。

あ、見るべきポイントでお伝えするのを忘れていましたが、見た目が気に入るかというのも大きなポイントです。
愛があれば多少の性能差なんて全く気になりませんよ。
反対に、性能を気にして見た目がそんなに好みじゃない自転車に乗ると、長続きしなかったり、早く乗り換えたいと思うようになるようです。

見た目が気に入ったら、それだけを理由に買ってもいいぐらいです。

cannondale キャノンデール Super Six EVO Carbon 105 ¥193,600

なんとフレームがカーボンです。
今回は取り扱っている店舗の多そうなブランドから選んでいるのですが、その中ではこの価格帯でカーボンが選択できるのはcannondaleだけでした。

また、コンポーネントは11段変速の105がアッセンブルされています。

ブレーキはディスクブレーキではないのですが、軽量のホイールと合わせればヒルクライムバイクとしても十分使えるのではないでしょうか。

シンプルな見た目が気に入れば、最初の1台としてはこれ以上ないほどの性能です。

TREK トレック Domane AL4 Disc ¥199,100

もし自分が今回の10選の中からバイクを選ぶなら、間違いなくこいつをチョイスします。

理由はデザインが好みというのもありますが、油圧ディスクブレーキが付いている点ですね。
それだけ油圧ディスクブレーキというのは加点になると思っています。

コンポーネントは10段変速のTiagraです。

純粋にサイクリングを楽しむのに十分な性能を持っています。

FELT フェルト VR40 ¥198,000

こちらも10段変速のTiagraに油圧ディスクブレーキがアッセンブルされています。

この価格帯ではTiagra+ディスクブレーキというのが標準的な組み合わせですね。

鮮やかなブルーが印象的です。

Anchor アンカー RL6D ¥187,000

コンポーネントは10段変速のTiagra。

ブレーキは油圧ではないのですが、ディスクブレーキを装備しています。

このモデルの魅力は、カラーオーダーが標準で基本無料で選べる点です。

「あの色のモデルがあったら買うのになぁ」みたいなことにはなりません。

Wilier ウィリエール Montegrappa Disc ¥198,000

見た目にも美しいイタリアンバイクです。

見た目だけじゃなくて性能も折り紙つきです。
コンポーネントは11段変速の105、ブレーキは機械式ディスクブレーキです。

同じフレームでコンポーネントが1つ下のグレードのTiagraのモデルもあり、こちらは¥170,500です。

NESTO ネスト ALTERNA DISC ¥173,800

11段変速の105を装備してこの価格です。素晴らしい。

しかもブレーキ以外すべてのコンポーネントが105です。

ここまでに紹介してきたモデルでは、変速機はTiagraだけどクランクセット(フロントのギアとペダルが付く棒)はそれよりも安いグレードのものを使用するなどしてコストダウンを図っているのですが、このモデルはそういった部品までしっかり105です。

ブレーキは機械式なので油圧ではないのですが、それでもちゃんとシマノ製のパーツが使われています。

コンポの性能という面ではコスパ最強ではないでしょうか。

メジャーなブランドではないので、他のモデルに比べてフレームのブランド力は低めです。

GIANT ジャイアント CONTEND AR 2 ¥186,000

舗装路ばかりではなく、ちょっとしたグラベル(未舗装路)でも問題なく走破できる性能があります。

パンクに強いチューブレスレディタイヤを標準で装備するなど、他のモデルとは少し構成に工夫があります。

コンポーネントは10段変速のTiagraです。

ブレーキは機械式ディスクブレーキです。

SPECIALIZED スペシャライズド ALLEZ E5 SPORT ¥170,500

クラス最軽量を売りにしているモデルです。

アルミでも登坂力も重視したい人にはうってつけのモデル。

コンポーネントは9段変速のSoraです。

ブレーキはディスクブレーキではありませんが、軽量なリムブレーキですので、軽量バイクという点ではデメリットにはなりません。

MERIDA メリダ SCULTURA 200 ¥170,500

価格が17万円と少し抑えめですので、コンポーネントのグレードも下のものが使用されています。

9段変速のSoraで組まれています。

それでも機械式ディスクブレーキを装備しているなど、基本的な性能はしっかりあります。

BIANCHI ビアンキ VIA NIRONE 7 ¥192,500

Bianchiといえばチェレステと呼ばれる独特のカラーでしょう。

このカラーのバイクは街中でもよく見かけることでしょう。

ブレーキはディスクブレーキではありませんが、コンポーネントは11段変速の105です。

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