観光なし!ご当地グルメなし!京都から潮岬に行くだけの旅 part.3

まいどです。

前回、遭難しそうになりながらも、この旅最大の登りをクリアしました。
えーと、つまり、最大の見どころが終わったようなもんですw

今回の反省点

今回、ナビゲーションには最大限力を入れたつもりでした。

自転車ナビタイムの月600円のプレミアムコースに加入して、ルートを作成し、そのデータをもとに道中は音声ガイドさせようとしていました。
また、そのルートはガーミンにもインストールするので、ガーミンを見ながら音声ガイドを受けられるという最高のナビを受けられるはずでした。

しかし、実際にはそううまくは行きませんでした。

自転車ナビタイムの方は、通ったはずの経由地に意地でも戻そうとします。
大阪の太子橋今市の交差点ですね。おそらく混んでいたので歩道にあがったのがいけなかったんでしょうか、そこを通過していない扱いになっていて、ひたすら太子橋今市に戻るルートを提案するようになりました。

とりあえず作成したルートを音声ガイドさせることはうまくいきませんでした。

計測機能は生きてるけど、他は色々死んでる

序盤でおかしくなっていたガーミンですが、一応距離の計測機能は生きているようです。
ただ、前回の下りの途中の通行止めの地点に戻れと常にアラームがなります。
なんとうっとうしい。ピーピーうるせぇんだよ。
もはや地図に表示されるルートはその地点に戻すためのルートしか出ないので、もういっそナビゲーション機能をオフにして走りました。

それでも何故か勝手にナビゲーションが起動して、アラームが鳴り続けます。

旅の途中でマップのデータを削除する羽目になりましたw

実際140㎞くらいはガーミンのナビを使用せずに行ってます。

以降、自転車ナビタイムで通常検索したルートに沿って走ってます。
プレミアムコースとはなんだったのか。

おそるべしサイクリング王国和歌山

ひたすら写真のような景色を眺めながら、地味に足に来る細かいアップダウンをこなすだけの苦しい時間が続きます。
え、平坦ないやん。延々とちょっと登って、ちょっと降りての繰り返し。
だいたい日が沈んでから日が昇るまでこんな調子なので、10時間くらいはただただ苦しいだけの旅路です。

何も楽しいことはない。

途中のコンビニだけが癒し、みたいな。

山を越えたら大した登りがないように見えなくもない

ルートを引いた時には全然大したことないやろうと高を括っていたのですが、すみません、なめてました。
むしろ山越えてからがしんどかった。
実際進んでるスピードも遅いんですが、それ以上に常に真っ暗で景色が変わらないから、本当に進んでる気がしないんです。

幸い、眠気に襲われることはなかったので、そこは助かりました。
まぁ途中何本かモンスター飲んでますけどね。

夜が明けた

10時間ほど走ると、徐々に明るくなってきました。

実はこのルート、海岸線に近い道路を走っていたのです。
暗い間は「波の音とかするから多分海があるんだろうな」としか認識していなかったのですが、明るくなってくると、まぁいい景色じゃないですか。
和歌山は昼間に行くべきですね。(和歌山だけじゃないか)

4時ぐらいから雨が降ってきました。レインウェアを着て走行していました。
この時点ではいったん雨はやんでいるのですが、朝ご飯を食べて出発すると、どしゃ降りの雨に見舞われました。

いい景色を見ながら走る余裕は与えてもらえないようです。

どしゃ降りのなか本州最南端に到着

この日のGoProは充電ケーブルさしっぱなしスタイルで防水性なかったので、最後サドルバッグの中にしまいっぱなしでした。
ですのでラストランの動画が撮れていませんでした。

駐車場で待っていた回収班と合流し、記念撮影に向かいます。

記念撮影中

ここで撮った写真はいろんなところで使い倒してますw

しんどすぎて感情がなくなる

いや、マジでしんどかった。
4月に走った300㎞ブルベよりしんどかった。

色々限界を超えていたと思う。
もう達成感とかないもん。「ようやく終わった……」って感じで。
感情も死滅してるし。なんやこの顔。

とりあえず、無事にゴールできてよかったです。

後日談になるのですが、このライドが終わってから、ストレスを感じにくくなっています。
これまでは仕事でも結構ストレスを感じていたのですが、それが全く感じないのです。
瞬間的にイラっとすることはあるのですが、全く後をひきません。

先輩には無茶なことするから、ストレスを感じる正常な神経が死んだのよ、って言われました。

正常な神経は半月経っても回復してきません。

いつになったら正しくストレスを感じることができるでしょうか。

アニメ-サイコパスに出てくるようなユーストレス欠乏症患者みたいにならないように気を付けなければですね。

ではまた次のライドで。

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