今回は、今月の中旬に行った超ロングライドを振り返ってみたいと思います。
過酷な道のりでしたが、動画だけでは伝えられなかった部分にも触れていきたいと思います。
動画もあります。ちょっと長いですがよかったら見てください。
本州最南端。
この響きに何となく憧れがありました。
関西に住んでいると、本州の最北端や最西端、最東端なんてのは遠すぎて自転車で行けるわけないと思っちゃうわけです。
でも最南端の潮岬は、「がんばったら何とか行ける微妙な距離」って感じです。
私の住む京都市から山越えするルートで230㎞、大阪市街を通って和歌山の海岸線を走るルートだと280㎞。
まぁ走り慣れた人なら1泊2日で行けちゃう距離なわけです。
帰って休息日をとって3日かかる感じでしょうか。
休息日なしで仕事とかできる年齢ではありません。無理はいけません。
しかし、今の職場はなかなか3連休というのが難しくてですね。
よほど「この日はブルべだから!」みたいなのがないとダメですね。
それに3連休とかとると、当然連勤の日数も増えるわけだ。それはそれでしんどい。
ではどうするか。
1日で行って、1日休息日にすればいい。
そうすれば、2連休で潮岬に行ける。
馬鹿ですね。
そうやって、おもむろに京都を出発します。
しかも誕生日だからと取った2連休でそんなことしてるんだから、本当に馬鹿ですね。
いやいや、ブルべだと1日で300㎞走りますから、きわめて現実的なプランです。
朝8時にスタートして、翌朝8時前に到着するくらいのゆっくりペースで行こうかと思います。
回収班に相談したところ、現地で回収をしてくれるということだったので、ただただ目的地を目指してペダルを回しましょう。
長距離ライドは久しぶりなので、山越えルートではなく海岸線ルートを選択しました。
40㎞ほど走って、さっそく大阪の市街地に入りました。
去年まで大阪に住んでいたんですけど、その頃に仕事でこのあたりをうろうろしていたので、懐かしい気持ちもあり、でも先を急ぎたい気持ちもあり。
ちょっと知り合いのところに顔を出そうかとも思いましたが、今回は寄り道なしでいきたいと思います。
途中DNFするとしてもある程度回収は期待できますが、本番の練習も兼ねて輪行袋などのかさばる荷物も持っていってます。
一応ブルべの練習も兼ねていますが、ブルべ本番で走るようなペースでは走れません。
熱中症なって死んじゃう。
とりあえず今回は、時間切れペースでも、完走を目指しましょう。
しかし、大阪の市街地を抜けるのは楽ではありませんでした。
アップダウンこそありませんが、いわゆる「信号峠」、ぜんっぜん進みません。
1時間走って10㎞ちょっととか、そんな感じです。
信号待ちの間も暑いので体力を奪われていきます。
50㎞地点でコンビニ休憩。
ちょっと冷たいものをとりつつ、足を休めます。
まだほとんど足に負担がかかるような走りはしていませんけどね。
「ゲキソウ」サイクルキャップは今回初めて使用しました。
暑いので汗止めの役割と、パーマのかかった髪の毛をまとめる役割を果たしてくれます。
まだまだこの先も信号峠は続きます。
なんということでしょう。
60㎞ほど走ったところで、ガーミンがおかしくなってしまいました。
画面上のナビゲーションには、普段は「300m左折 ルートに従う」などと出ているのですが、今は「190㎞ 終点」としか表示がされません。
いや、190㎞直進してゴールに着くならそれでいいんですけどね。
そんなわけないじゃないですか。
この先不安だ……。
幸い地図は無事なようで、地図上にはルートが表示されています。
このところナビがずっと調子悪くて、何回か初期化もしてるんですがよくなりません。
しばらく走ってお昼ごはんです。
スープがおいしいので毎年食べているのですが、麺が硬くなっているのが悲しいところですよね。
ほぐし用の水も入っていますが、どうしても完全にはほぐれません。
食後はドーピングタイム。
メーカーによってパッケージが違いますが、別の記事でも紹介した芍薬甘草湯を飲みます。
足がつりそうな感じはまだありませんが、手首が痛いのと、肩や首が少し張ってきました。
その痛みに効いてくれればなと思って飲みました。
これのおかげかはわかりませんが、ライド中、あまり手首の痛みは気になりませんでした。
残念なことに、ガーミンがさらにおかしくなります。
「190㎞ 南ー路地」と表示されます。
案内がざっくりすぎます。てか路地とか入らんし。
ちゃんとゴールできるのでしょうか。
ますます不安が募ります。
part.1はこのへんで。だいたい80㎞くらい進みました。
まだ200㎞残っていますが、次回はどこまで進めるでしょうか。
ではまた。