もしかして損してる!?事故にあったら絶対に弁護士を頼った方がいい理由。

まいどです。

実は私、今から1年半ほど前に、サイクリング中に車にはねられて怪我をしました。
その治療費や自転車の修繕費、慰謝料などの請求についてですが、弁護士さんがいないと大損かますところでした。
弁護士がいるといないとでどのくらい違ってくるか、紹介できればと思います。

まず、自分が入っている保険がどのような補償を受けられる保険かを正しく理解していますでしょうか?
自転車保険に入っていれば安心ですか?

それは違います。
月500円くらいの自転車保険の多くは、相手の損害を補償してはくれますが、自分が被った損害については補償してくれないことがほとんどです。

では、自分が被害を受けたときはどうしましょう?

当然、自分が被った損害は相手に請求することになるのですが、基本的には相手の加入している保険会社が出てきます。

で、あなたの自転車修理のために払うお金はこの金額ですよーとか、通院慰謝料はこの金額ですよーみたいなことを言ってくるのですが、この金額が完全にぼったくり!!

というのも、保険会社が提示してくる金額というのは、保険会社が独自に設定した基準に基づいて提示されます。

ですが、それとは別に、裁判基準というものが存在します。

保険会社の基準というのは「まぁこのぐらいって言っておけば納得するだろう」という金額です。
対して、裁判基準というのは、実際に裁判を起こしたらこのぐらいの金額で決着するだろうという金額になります。

もちろん、圧倒的に裁判基準の方が金額は高くなります。

で、個人で保険会社と交渉する場合、裁判基準では話をしてもらえません。
裁判基準で話をするためには、実際に裁判を起こすか、弁護士を雇うしかありません。

個人で裁判を起こすのはすっごく大変です。すっごく大変ですから、どうせ裁判は起こさないだろうとたかをくくって、保険会社は個人相手の交渉では独自基準しか出してきません。
ですが、弁護士は裁判のプロです。どうあっても独自基準しか提示しないとなれば裁判を起こされることは容易に想像がつきます。
ですので、弁護士を立てると保険会社の態度はコロっと変わります。

また、個人で保険会社とやりとりするのってかなり時間を取られますし、面倒ですし、精神的な負担も大きいです。
そのあたりを全部代行してくれるので、それだけでも弁護士を立てる意味はあります。

では、実際にどのくらい金額が変わってくるのでしょうか。

まずは大事にしていた愛車の修理費用です。

車に追突されて吹き飛ばされました。フレームもどこにクラックが入っているかわかりません。
全損扱いで交渉に臨みます。

ショップで修理見積もりをとりました。

デローザのアイドル、Di2仕様、ホイールはレーゼロコンペで、全損修理費が約60万円。

対して、保険会社が提示してきた金額が24万円でした。

安っす!!ふざけんじゃねぇって思いましたが、そこは弁護士パワー、きっちり60万円回収してくれました。

で、治療費。
治療費は全額相手負担だったのですが、全額相手負担で通い放題というわけではありません。

相手が認めている間は通い放題なのですが、大体その期間は2ヶ月というのが相場のようです。

実際は週4〜5で半年ほど整骨院に通いましたので、4ヶ月分の治療費は自分で持たなければならないはずでしたが、弁護士パワーで半年分の治療費を全額相手負担にしてくれました。

また、通院すると通院慰謝料というものが請求できて、1回の通院あたり8400円もらえます。

で、当然半年分もらえるのだろうと思っていたのですが、治療費は半年認めたが、通院慰謝料は当初の2ヶ月分だけだと言ってきました。
当然、弁護士パワーで半年分きっちり払ってもらうことになりました。

治療費に関しては自腹を切る羽目になるところでしたし、通院慰謝料に関しては、3倍も金額が違ってくることになります。

これに後遺障害などが加わると、えらい差になります。

遺憾ながら私の手首痛には後遺障害の認定はおりませんでした。
今も痛み止め毎日飲んでるっていうのに全くもう嫌になっちゃう。

後遺障害に対する慰謝料も金額は倍ほど違ってきます。

トータルで2〜3倍は得られる金額が変わってきます。
事故にあったら程度によらず、必ず弁護士を立てたほうがいいです。

そのためには、自分の加入している保険に弁護士による交渉サービスや、弁護士を雇う費用を負担してくれるサービスが含まれているかを確認しましょう。

自動車をお持ちの方は任意保険に弁護士特約をつけることで対応できるでしょう。

いいですか?必ず弁護士の力を頼るのですよ!

弁護士特約などついていないという場合でも、増額した分の◯%の成功報酬で受けてくれる弁護士事務所もあるようなので、そういったところを探してみるのが良いでしょう。

ではまた。

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